`calibre`¶

calibre [オプション] [電子書籍へのパスまたは calibre URL ...]

メインの calibre グラフィカルユーザインタフェースを起動し、指定があれば path_to_ebook に置かれた電子書籍をデータベースに追加します。calibre URL を指定することにより、本を追加するだけでなく別の動作を行わせることも可能です。例えば次のように指定した場合

calibre://view-book/test_library/1842/epub

calibre の "test_library" という名のライブラリにある EPUB 形式かつ ID が1842 の本を電子書籍ビューアで開きます。ライブラリ名にはライブラリのフォルダ名のスペースをアンダースコアで置換したものを指定します。URL ベースのさまざまな動作についての詳細はユーザマニュアルを参照してください。

スペースを含む引数を calibre に渡す場合には、クォーテーションマークでくくってください。例: "/some path/with spaces"

[オプション]¶

--detach¶: 制御端末(あれば)から分離 (Linuxのみ)

--help, -h¶: このヘルプメッセージを表示して終了

--ignore-plugins¶: カスタムプラグインを無視。プラグインでcalibreの起動ができない場合に有用。

--no-update-check¶: アップデートをチェックしない

--shutdown-running-calibre, -s¶: 実行中のcalibreをシャットダウン。注意: ジョブが動作中であっても警告なしに終了するため、注意して実行してください。

--start-in-tray¶: システム･トレイに最小化して起動

--verbose, -v¶: 無視されました。使用されません。歴史的な理由のためだけに存在します。

--version¶: プログラムのバージョン番号を表示して終了

--with-library¶: 指定したパスにあるライブラリを使用する。